飛び出して婚活
中村綾花さんの『世界婚活』を読んだ。
日本を飛び出し世界各地を巡りながら、そこに住む方々の恋愛観・結婚観を聞きつつ、自分自身も幸せを掴むというストーリーだ。
なるほど、自分の居場所というものは必ずどこかにあるものなんだな、と。
しかも、それをただ待つのではなく自分から掴みに行く。しかも海を越え国境を越えて。
くーっ!痺れるぜ!
中でも1番痺れたんがね、著者はスペインで愛の"賢者"に出会うのね。
そのマダム曰く、「一人でいられる人が一番強い」とのこと。
確かにね、どれだけ群衆の中にいても孤独を感じる瞬間てあるもんね。
就活してる時、山手線に乗って移動する時とかね、独りでしかなかった。周りにアホほど人いんのにね。
それが好きな人と2人きりに感じる孤独なんて耐えられるものなのか。
そんな種類の孤独は感じた事がないので、
いつか「これだぁあぁ!」てなるんかな。
北海道民の私が初めてゴキブリを見た時のような、あの感覚になるんかなと推測する。
自分の幸せにはどこまでもどん欲でありたい。