暮れなずむ2016
今年も暮れなずんで行くね〜2016年。
金八先生をバックに、私の2016年が走馬灯のように流れてゆく...
今年も彼氏は出来なかったー
もはや生きる奇跡。宝。日本の宝。
彼氏が出来ない観点から見れば私は大谷くんと同じ位、日本の宝なんだわ
今年の3月には
どんなブスでも一度や二度のランデブーがある、異性交遊の巣窟・四年制大学を卒業した。
私も御多分に洩れず、四年あれば少しばかりは何かあった。
しかし、みんなが火遊びだとすれば私は静電気位だったよね。あれ?いまパチっとした気がすっぞ?位の。
最後の方とか寺に座禅行ってたしね。My般若心経持って。
友達に「何になりたいん?」て言われたよね。たぶん深層心理では出家したいんだと思う。
そんな学生生活に別れを告げ、北海道帰ってきた訳だけれど。
大学の時に、地元の友達と連絡取らなすぎて友達いないよね。ホームに凱旋してきたっちゅーのに。
まず友達作りから始めたよね。
そしたらアムウ●イのコミュニティに行き着いた訳よ。
みんなヤケにキラッキラしてんのよね。
「僕たち私たち一生青春宣言!」みたいな。
そうゆうキラキラなノリとかまじウゼー。死にさらしてくれって学生の時から日頃常々思ってたから、私のこいつら信用ならんアンテナビソビソに立ったよね。
ほんで、「今度タワマンで誰これのトークライブあるから来て!」って言われてん。
行ってみたらね、まるで新興宗教の集会でさ。
twitterの名言botからパクってきたんか?ってゆう薄っぺらい話しのオンパレードで、ババア苦笑い。
男の人が住んでるって聞いたのに、化粧品がズラ〜並んでるんすよ。女装家の方なのかな?夜な夜な女に化け、すすきのに出没するキツネなのかな?って思った。
しかも見たことのない化粧品だったから、Google先生に聞いたらアムウ●イの商品だった。現代っ子だからすーぐGoogle先生に聞いちゃう。
友達作りを諦めた所で、今度はどうやって一人を楽しむかを考え始めた。
手っ取り早いのは読書。
今年は我ながらたくさん本を読んだ気がする。
文学少女を気取って、三島由紀夫なんかも読んだ。少女じゃねぇな。文学お姉さん❤️だな。
潮騒を読んだら、私も18そこらで激しい恋をしたかった。その火を飛び越えたかった。
私が18の時なんて、バイト先のババアにこき使われてた。ババアの愚痴、嫌味を飛び越えるのに必死だった。
ちなみに今はフランクルの名著「夜と霧」を読んでいる。かねてから読みたいと思っていたのだけど、一人の時に読んだら私の精神が死ぬと思ったので、家族の愛情を間近で感じられるこのシーズンに読んでいる。
この本は簡単に言うと、第二次大戦時のユダヤ人強制収容所の様子を心理学の観点を入れて描写している訳なんだけれどね。
想像を絶する。
彼氏出来ねぇとかどうでもいい。
平和を享受し、人格を否定されず、衣食住満ち足りたこの世界で暮らせる事がどんなに幸せか。
よくアムウ●イなどのマルチ商法を撃退するには、新興宗教の信者を装うのがいいと聞く。
是非とも、夜と霧を引き合いに出しキラキラ青春宣言野郎に平和の尊さを説く使者になりたい。