モテないけれど、それでも生きる

人生モテた試しが無い。しかし、チヤホヤはされてみたいが為に画策するブログ。方向性はまだ定まっていない。

教祖様にお会いしてきた

 

オカンと母娘でネズミの国に行ってきた。

オカンは開園して一度行ったっきりらしく、ずっと行きたかったようなので一緒に行った。

 

私はハッキリ言ってネズミの国がニガテだった。

ディズニーそのものは大好きだ。ただ、安いとは言えない入園料、長蛇の列、物価の高さ。

そしてこの歳になると「作り物なんだよね全部」と妙に現実的になってしまい、全力で楽しめなくなってしまっている私がいた。

学生時代は乗り物に乗るよりも、ショーを見るよりも、いかに全力で可愛く盛れる写メを撮れるか大会@ネズミの国 となってしまっていた。

ディズニーのコンテンツよりも、如何にディズニーにいる可愛い私が撮れるかが優先であった。

 

総じて私は人のゴミゴミしたテーマパークより、寺とか自然とか温泉の方が好きだ。旅行のチョイスがまるで老人会のそれなのである。

なので今回は親孝行として付き添ってあげるスタンスで行ったんだ。当初は。

 

 

 

やはり、来るとスグに疲れた。だるい。と思ってしまった。 

でもまぁオカンがずっと来たがってた事だしと思って、長い待ち時間の間に、ふと考えてみた。

私とディズニーとの出会い。

 

 

私の親は、私が幼少時によくディズニー映画のビデオを見せてくれた。

 

白雪姫、アラジン、眠れる森の美女、ポカホンタス、ピーターパン、、、

 

どれもこれも、各何十回は見ていた。

ディズニー映画は共通して"信じれば夢は叶う"ことの大切さを説いている。

幼少期に幾度となく映画を鑑賞した私の根底には、"信じれば夢は叶う"という思想が刷り込まれている。私はディズニーエリートなのだ。

その途端、私は悟った。

 

 

 

 

ディズニーとは宗教なのだ。と。

 

 

 

 

ウォルト・ディズニーが神で、三位一体で言ったら父にあたって

ミッキーマウスはイエスのような存在で

精霊の部分は、、、なんだろ笑

 

ほんで、総本山はカリフォルニアのアナハイムにあるディズニーランドで

 

東京ディズニーリゾートは分家というか、オリエンタルランド派の本山なんだと思う。

 

教義は先述したが"信じれば夢は叶う"、それに"真実の愛"だ。

 

高いグッズも食べ物も、全てお布施なのだ。

 

 

私は、ただの作られたテーマパークに来ているのではなく、ディズニー教の本山、サンクチュアリに来ているのだと自覚した。

 

 

するとどうだろう、途端に楽しくなってきたのである。マジで。

 

作り物が一気に本物のように見えてきた。

想像力という、ディズニーマジックに掛かったのであろう。

 

そこで私は、ひとつの神アトラクションと出会った。

ディズニーシーのアラビアンコーストにある『シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ』である。

 

人気なアトラクションではなく、10分の待ち時間で入る事ができた。

アトラクションはライド系で、カリブの海賊のようにボートに乗りながらシンドバッドの冒険を見ていくものだ。

 

何が良いかってね、音楽が素晴らしいすよ。

アトラクションに乗ってる約10分間、一貫として

 

 

 

人生は冒険さ  地図は無いけれど

宝物を探して

信じて コンパス オブ ユア ハート

 

 

という歌詞が流れ続ける。

胸に、グサーーーーーーーーっときた。

せやな!!!人生は地図の無い冒険なんだよ!!!!!

 

 

ほんでシンドバッドさんは最後に、

 

「迷ったら自分の心のコンパスを見てごらん」と言うのです。

 

 

 

、、、、イケメンすぎないか?

 

 

 

 

なんとも、ライドの概要だけ見ればキッズ向けなのだけれど

内容は非常に大人も楽しめるってか、心弱ってる人ならたぶん涙出るレベル。私も泣きかけた。

 

 

人生に迷いがあれば、自分のコンパスを見てみようと思った。それと共に今度はオカンではなく彼氏と行こうと思った。

 

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