押切姐さんって天才じゃない?
土日、暇すぎて御用達の市立図書館へ行って参った。
前からちょっと気になっていた
押切もえの『浅き夢見し』があったので借りてみた。
25歳の売れないモデルの瞳が、屈辱的な経験をした事により、モデルとして再起を図るストーリー。
ダイエットの描写がね、グサグサってきたよ。
物語の初め、主人公は自分にかまけてぽっちゃりなわけ。172cm66kg。
んで、ダイエットを決意して、口にするものに気を遣い、運動もするようになるのよね。
ほんで、物語の中盤にはモデル体型を手に入れるわけなんだけど、その頃にはダイエットの意識が習慣化されているのよね。
最初はキツイし辛いけれど、慣れればなんてことない。ダイエットのミソって慣れるフェーズまで耐えられるかどうかなんよね。
この大切さを押切姐さんは私に問いかけてくれたわけ。ありがとう、押切姐さん。
あと、物語序盤のオーディションのシーン。
他の子達が可愛くて若くて細くて。
自分に全く自信がなくて、自分の力を発揮できない。
だから審査員の反応もイマイチ良くない。
自分はダメだ、自分はダメだって自己嫌悪に陥る悪循環。
私の就活の時に似ていて、なんとも胸が詰まってしまった。
なんかねー、スピリチュアルなものは信じない主義だけれどもねー、
やはりその人のオーラってものはあるんだよね。
自信があれば、覇気があるように見えるし。
逆に自信が無ければ、ど根暗オーラが漂っているし。
はぁ、自信の出し方教えてよ美輪さん。
まぁ、この作品は厳しいモデル業界を生き抜いてきた押切姐さんだからこそ、とても説得力があったし、モデルでもなんでも、自分の夢を叶えたかったら、気を強く持たないといけないんだな。と。
いや、押切姐さん、美しくて文章も書けて絵も描けて。旦那は涌井だし。
多才すぎるお、、、わしにもなんか一個わけてお、、、