私が人に尽くす人間だとでも思ってんの?
会社の飲み会で、隣の席の上司にお酌をしまくっていたら、
「意外と世話好きなんだねー。尽くすタイプでしょ?」と聞かれた。
私は全くもって人に尽くすタイプではない。
こまめにお酌をしていたのは、ホステス時代の名残であろう。
私には父と弟がいる。
この2人が私の人生の中で最も長く、そして濃く時間を共有している異性だ。
父はアメリカのホイップクリームか?と疑わざるを得ない程、娘の私にゲロ甘だし
弟は手下として見なしていた。
2人は私の言う事を聞いてくれる存在なのだ。
もちろん、常にゲロ甘でなく、それと同じくらい厳しく教育された事もあったし、
手下が謀反を起こして大ゲンカした事もしょっちゅうだ。
でも基本的にはお願いを聞いてくれて、
私の中の心理では、どこかで
男性=言う事を聞いてくれる人=尽くしてくれる人
の図式が成立しているように思われる。
だから、彼氏に求める事も旦那に求める事も「言う事を聞いてくれる」事なのだ。
ワガママ聞いてくれるというか、私の意見を通してくれる感じ?ヘゲモニー政党体制的な?
だから、亭主関白は無理だ。
関白宣言を出された途端、私は荷物をまとめて出て行くと思う。
まぁ、旦那見つけてからせいって話ですけどね。